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noriori
2004-11-20
祝！浦和レッズ初優勝
この日が来るまで長かった。本当によかった。
今の心境を表せばこの二言に集約されますが、その喜びは誠に大きいものがあります。
思えばJリーグ発足から12年、なかなか勝つことを覚えなかったレッズはJ2落ちも経験しましたが、サポーターは見捨てずにこの日を待っていたわけです。親会社の三菱自動車の業績悪化で一時はチーム存続も危ぶまれましたが「終わりよければ」といったところでしょうか。
これでチャンピオンシップは日産FマリノスVS三菱レッズの対戦となります。やはり自動車リーグですね。しかもこの両チームとも親会社が大変な状態になりながらも存続してきたチームです。この感動をファンに与えられないまま球団を消滅させた近鉄の情けなさが改めて浮き彫りになったような気がします。
今の心境を表せばこの二言に集約されますが、その喜びは誠に大きいものがあります。
思えばJリーグ発足から12年、なかなか勝つことを覚えなかったレッズはJ2落ちも経験しましたが、サポーターは見捨てずにこの日を待っていたわけです。親会社の三菱自動車の業績悪化で一時はチーム存続も危ぶまれましたが「終わりよければ」といったところでしょうか。
これでチャンピオンシップは日産FマリノスVS三菱レッズの対戦となります。やはり自動車リーグですね。しかもこの両チームとも親会社が大変な状態になりながらも存続してきたチームです。この感動をファンに与えられないまま球団を消滅させた近鉄の情けなさが改めて浮き彫りになったような気がします。
16:19:42 -
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2004-11-17
ありがとう武双山
今場所カド番だった大関・武双山関が今日引退を表明、年寄藤島を襲名しました。
「東の尾曽（武双山）、西の山本（土佐ノ海）」と言われて学生相撲でその名を轟かせ、専大を中退してプロ入り後も着実に出世、若貴曙に対抗するような形で平成の土俵を盛り上げてきました。
通算成績を見れば優勝は１度だけで入門前の評判からすれば少々寂しい結果ですが、その堂々の土俵態度は印象に残ります。およそこの人が立ち合いに変化をしたという相撲を見たことがありません。こういった態度があれば魁皇はとっくに横綱になっていたと思いますし、千代大海や栃東には爪の垢を煎じて飲んでもらいたい。四股名の下の名前どおり「正しい士（さむらい）」だったと思います。
今後の親方としての指導力に期待したいと思います。
「東の尾曽（武双山）、西の山本（土佐ノ海）」と言われて学生相撲でその名を轟かせ、専大を中退してプロ入り後も着実に出世、若貴曙に対抗するような形で平成の土俵を盛り上げてきました。
通算成績を見れば優勝は１度だけで入門前の評判からすれば少々寂しい結果ですが、その堂々の土俵態度は印象に残ります。およそこの人が立ち合いに変化をしたという相撲を見たことがありません。こういった態度があれば魁皇はとっくに横綱になっていたと思いますし、千代大海や栃東には爪の垢を煎じて飲んでもらいたい。四股名の下の名前どおり「正しい士（さむらい）」だったと思います。
今後の親方としての指導力に期待したいと思います。
16:49:31 -
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2004-11-15
IT球団のビジネスモデル
福岡ダイエーホークスのソフトバンクへの身売りが近日中に決まりそうです。個人的にはダイエーの店内で流れていた「われらーのわれらのー、ダイエエホォクスゥー」というあの歌がどうなるのか気がかりだったりするのですが（苦笑）、まじめな話、地域密着の地盤と立派な球場があるのですから親会社が変わったところであまり影響はないと思っています。
2004年は楽天に続いてソフトバンクが球団を持ち、さらに惜しくも球団をもてなかったライブドアといったIT産業が球界を動かす時代となりました。親会社の名前が表に出る日本のプロ野球界では、球団名の変遷はイコール産業の栄枯盛衰を反映しているものと言えるでしょう。
巨人軍を創設した正力松太郎さんは「新聞社がプロ野球チームを持ったら強くないと社会的に顔向けできなくなる。だから各チームが競って全体の底上げになる」ということであちこちの新聞社に声をかけて毎日新聞や中日新聞、産経新聞が球団を持ちました。
巨人に続いて阪神電鉄が球団を持つと、ライバルである阪急電鉄もブレーブスを立ち上げます。阪急電鉄の経営者であった小林一三さんは宝塚歌劇団の生みの親としても有名ですが、この人の作った「鉄道会社繁栄の為には沿線に多くの人が住むことが必要なので宅地開発をする→ただ都会に近いというだけではインパクトが弱いので沿線に魅力あるレジャーを用意する」というビジネスモデルは、その後多くの電鉄会社が採用しました。球団を持った電鉄会社はこの２社のほか、西鉄・南海・近鉄・東急・西武があり、ひとつの時代を築いたといってもいいでしょう。この観点からいけば、近鉄は藤井寺を離れた時点で新しいビジネスモデルを作れず、今回の結果にいたったのかも知れません。
現在ではなくなってしまいましたが、かつては映画会社が東映・松竹・大映と持っていました。昭和40年代には各社とも撤退したというのは、そのまま日本映画界の歴史を反映していると言っていいでしょう。
不思議なのは日本を代表する産業である自動車業界が、広島カープのマツダを除いて全く球団を持っていないこと。Jリーグは「自動車リーグ」の略と言われるほど（？）サッカー球団は持っているのに、実に不思議な現象だと思います。
そしてIT産業が球界に参入する時代となりました。参入審査などでさまざまなアイデアが出ていますが、果たしてどのようなビジネスモデルを作ってゆくのでしょうか。
2004年は楽天に続いてソフトバンクが球団を持ち、さらに惜しくも球団をもてなかったライブドアといったIT産業が球界を動かす時代となりました。親会社の名前が表に出る日本のプロ野球界では、球団名の変遷はイコール産業の栄枯盛衰を反映しているものと言えるでしょう。
巨人軍を創設した正力松太郎さんは「新聞社がプロ野球チームを持ったら強くないと社会的に顔向けできなくなる。だから各チームが競って全体の底上げになる」ということであちこちの新聞社に声をかけて毎日新聞や中日新聞、産経新聞が球団を持ちました。
巨人に続いて阪神電鉄が球団を持つと、ライバルである阪急電鉄もブレーブスを立ち上げます。阪急電鉄の経営者であった小林一三さんは宝塚歌劇団の生みの親としても有名ですが、この人の作った「鉄道会社繁栄の為には沿線に多くの人が住むことが必要なので宅地開発をする→ただ都会に近いというだけではインパクトが弱いので沿線に魅力あるレジャーを用意する」というビジネスモデルは、その後多くの電鉄会社が採用しました。球団を持った電鉄会社はこの２社のほか、西鉄・南海・近鉄・東急・西武があり、ひとつの時代を築いたといってもいいでしょう。この観点からいけば、近鉄は藤井寺を離れた時点で新しいビジネスモデルを作れず、今回の結果にいたったのかも知れません。
現在ではなくなってしまいましたが、かつては映画会社が東映・松竹・大映と持っていました。昭和40年代には各社とも撤退したというのは、そのまま日本映画界の歴史を反映していると言っていいでしょう。
不思議なのは日本を代表する産業である自動車業界が、広島カープのマツダを除いて全く球団を持っていないこと。Jリーグは「自動車リーグ」の略と言われるほど（？）サッカー球団は持っているのに、実に不思議な現象だと思います。
そしてIT産業が球界に参入する時代となりました。参入審査などでさまざまなアイデアが出ていますが、果たしてどのようなビジネスモデルを作ってゆくのでしょうか。
14:36:57 -
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2004-11-13
明日から九州場所
いよいよ明日から大相撲一年納めの九州場所が始まります。
今場所の見所といったらなんと言っても「魁皇の綱取りなるか」ですが、６割くらいかなと見ています。ただ、初めて地元九州で迎える綱取りですので、これがいい方向に出てくれればと思います。そろそろ東西に横綱が並び立つ番付も恋しくなってきましたし。
今場所は白鵬、安馬、稀勢の里（萩原改め）といった活きのいい若手が幕内に揃いました。一頃の相撲ブームを彷彿とさせます。こうした若手が大暴れしてくれれば本当の相撲ブームが来ると思います。あとは魁皇以外の三大関がしっかりしてくれることを願っています。
予想は本命＝朝青龍、対抗＝魁皇（この二人の優勝決定戦）、大穴に黒海を推します。
今場所の見所といったらなんと言っても「魁皇の綱取りなるか」ですが、６割くらいかなと見ています。ただ、初めて地元九州で迎える綱取りですので、これがいい方向に出てくれればと思います。そろそろ東西に横綱が並び立つ番付も恋しくなってきましたし。
今場所は白鵬、安馬、稀勢の里（萩原改め）といった活きのいい若手が幕内に揃いました。一頃の相撲ブームを彷彿とさせます。こうした若手が大暴れしてくれれば本当の相撲ブームが来ると思います。あとは魁皇以外の三大関がしっかりしてくれることを願っています。
予想は本命＝朝青龍、対抗＝魁皇（この二人の優勝決定戦）、大穴に黒海を推します。
17:19:20 -
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2004-11-12
アラファト議長死す
パレスチナ自治政府のアラファト議長の訃報を聴いて、世界の外交の主人公がまた一人消えてしまったとしみじみ感じました。パレスチナ問題についてよくわからなくても、あの人懐こい笑顔が見られないと思うとどこか寂しいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
先日放送されたNHKテレビの「その時歴史が動いた」で、日本の幕末期に平和裏に政権移譲が行われる寸前までいっていたにもかかわらず、西郷吉之助（隆盛）らがゲリラ戦を仕掛けて幕府を挙兵させ、そして戊辰戦争になだれ込んでしまったという出来事を取り上げていました。その後西郷は西南戦争の中で没するわけですが、どことなくアラファト議長という人は西郷隆盛に似たところがあるような気がします。西郷は自分の配下の暴発を抑えることができずに西南戦争が起こり、アラファト議長も配下の暴発を抑えることができず、いわゆる和平へのロードマップが閉ざされた状態で世を去ってしまいました。その一方で多くの人に愛された人物であるというのも両者の共通項と思います。
イラクの問題に隠れがちですが、パレスチナ問題も世界みんなで考えばければならない問題です。何十年かかっても解決できない問題がすぐに解決できるとは思いませんが、アラファト議長とラビン首相が真のノーベル平和賞受賞者になる日が来ることを願ってやみません。
先日放送されたNHKテレビの「その時歴史が動いた」で、日本の幕末期に平和裏に政権移譲が行われる寸前までいっていたにもかかわらず、西郷吉之助（隆盛）らがゲリラ戦を仕掛けて幕府を挙兵させ、そして戊辰戦争になだれ込んでしまったという出来事を取り上げていました。その後西郷は西南戦争の中で没するわけですが、どことなくアラファト議長という人は西郷隆盛に似たところがあるような気がします。西郷は自分の配下の暴発を抑えることができずに西南戦争が起こり、アラファト議長も配下の暴発を抑えることができず、いわゆる和平へのロードマップが閉ざされた状態で世を去ってしまいました。その一方で多くの人に愛された人物であるというのも両者の共通項と思います。
イラクの問題に隠れがちですが、パレスチナ問題も世界みんなで考えばければならない問題です。何十年かかっても解決できない問題がすぐに解決できるとは思いませんが、アラファト議長とラビン首相が真のノーベル平和賞受賞者になる日が来ることを願ってやみません。
17:39:38 -
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