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Jump to navigation敗者は何を為すべきか-第44回衆議院総選挙を終わって
今回の選挙で民主党は劣勢を伝えられていたものの、まさかここまでの惨敗を喫するとは思っていませんでした。「日本を、あきらめない」ではなく「日本人が、民主党をあきらめた」と書くときついかも知れませんが、共産党が現状維持、社民党が議席を増やしたことを考えれば民主党のひとり負けと言わざるをえないでしょう。奇しくも9年前に党が結成された日に出たこの結果から何を生かせば民主党は復活できるのでしょうか。
小泉総理は総理就任以来「古い自民党をぶっ壊す」と言い続けてきましたが、今回の総選挙でそれが達成された感があります。自民党の中でもいわゆる「守旧派」の感があった綿貫民輔さんや亀井静香さんを追い出し、橋本龍太郎さんが引退するなど派閥の力を弱体化させることに成功しました。ここで派閥の悪弊を断ち切ることに成功したわけです。小泉総理のすごいところは郵政民営化を争点にすることで古い自民党を壊しただけでなく、郵政民営化に賛成・反対の両派がいる民主党の姿を映しだし、さらにその反対派の影に労働組合の姿まで照らし出したことにあります。つまり寄せ集め所帯の民主党の方が、今の時点ではある意味派閥化しているというイメージを植え付けたわけです。案の定民主党執行部の郵政民営化に関する発言はぶれはじめました。解散権を持つ総理が「郵政民営化に賛成か反対か」と問うた選挙ですからその質問に対し白黒はっきり答えなければならないのにそれができず、年金などの問題に争点を移せなかったのが大きな敗因だと思います。岡田代表が「郵政民営化はこういった理由で賛成(または反対)である。では総理に年金問題を問いたい」と言う形にできればまだよかったでしょうけど、最初に問われたことに答えられなかったがために民主党のペースに出来ませんでした。このあたりが「政権を狙う野党」になれなかった原因で、政権選択を争点に、といっても却って説得力を持たなかったわけです。
今回の選挙を受けて岡田代表は辞任しましたが、幹事長や政調会長も辞任と言うことになるでしょう。そのあとの民主党は誰が担うのか。順当に行けば小沢代表代行ということになるのかもしれませんがちょっと潜航期間が長くなっちゃった感があります。ただ小沢さんや亀井さん(他党ですけど)のような「強面」がぐいぐい引っ張っていかないと再建は難しいと思います。やはり小泉さんが一番向いているかも(笑)
小泉総理は総理就任以来「古い自民党をぶっ壊す」と言い続けてきましたが、今回の総選挙でそれが達成された感があります。自民党の中でもいわゆる「守旧派」の感があった綿貫民輔さんや亀井静香さんを追い出し、橋本龍太郎さんが引退するなど派閥の力を弱体化させることに成功しました。ここで派閥の悪弊を断ち切ることに成功したわけです。小泉総理のすごいところは郵政民営化を争点にすることで古い自民党を壊しただけでなく、郵政民営化に賛成・反対の両派がいる民主党の姿を映しだし、さらにその反対派の影に労働組合の姿まで照らし出したことにあります。つまり寄せ集め所帯の民主党の方が、今の時点ではある意味派閥化しているというイメージを植え付けたわけです。案の定民主党執行部の郵政民営化に関する発言はぶれはじめました。解散権を持つ総理が「郵政民営化に賛成か反対か」と問うた選挙ですからその質問に対し白黒はっきり答えなければならないのにそれができず、年金などの問題に争点を移せなかったのが大きな敗因だと思います。岡田代表が「郵政民営化はこういった理由で賛成(または反対)である。では総理に年金問題を問いたい」と言う形にできればまだよかったでしょうけど、最初に問われたことに答えられなかったがために民主党のペースに出来ませんでした。このあたりが「政権を狙う野党」になれなかった原因で、政権選択を争点に、といっても却って説得力を持たなかったわけです。
今回の選挙を受けて岡田代表は辞任しましたが、幹事長や政調会長も辞任と言うことになるでしょう。そのあとの民主党は誰が担うのか。順当に行けば小沢代表代行ということになるのかもしれませんがちょっと潜航期間が長くなっちゃった感があります。ただ小沢さんや亀井さん(他党ですけど)のような「強面」がぐいぐい引っ張っていかないと再建は難しいと思います。やはり小泉さんが一番向いているかも(笑)
posted at 03:45:08 on 2005-09-13
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