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Jump to navigation「危険なアネハ」大きく揺れた今年の建築界
一連の耐震強度偽装事件で、構造計算書の偽造を行った姉歯元建築士が国会の証人喚問に出席、久々に姿を現しました。精神的にだいぶ参っているというような話でしたのでもっとやつれた姿かと思っていましたが、だいぶふっくらした姿に意表をつかれてしまいました。
今年は２×４住宅に使われるビスの強度偽装やアスベストの問題、８月の宮城の地震で壊れた吊天井やマンションやホテルの強度偽装など「建築」というものが大きく問われた年だったと感じます。
今日の姉歯氏らの喚問で今回の偽装事件の主だった面々は一通り国会で弁明を行ったことになりますが、一番正直に答えていたのは当の姉歯氏だったように思います。他の人物が説明を二転三転させたり、野次をとばしたりという醜態をさらしているのに対して、姉歯氏の説明は一転のぶれもない。もちろん褒められたことではないですが、建築士というものは世間一般に思われているより弱い立場なのかなということが垣間見えたような気がします。
前述の通り今年はビスの強度偽装の事件もありました。これはマンションではなく一軒家ですから、それこそ一生の買い物を台無しにされた人がたくさんいるわけです。それからアスベスト問題。危険性がよくわからなかった昔に作られた建物にアスベストが使われているのは誰を責める事も出来ないと思いますし、時間が経ってから症状が現れるというのが問題を厄介にしている感があります。衣食住とよく言いますが、数年前の「食の安全」から今年は「住の安全」が問われた年になった気がします。食べることと住むことに不安を感じていては安心して生活できません。そういう意味で、2006年はもっと安心して暮らすことのできる年にして欲しい。心からそう思います。
今年は２×４住宅に使われるビスの強度偽装やアスベストの問題、８月の宮城の地震で壊れた吊天井やマンションやホテルの強度偽装など「建築」というものが大きく問われた年だったと感じます。
今日の姉歯氏らの喚問で今回の偽装事件の主だった面々は一通り国会で弁明を行ったことになりますが、一番正直に答えていたのは当の姉歯氏だったように思います。他の人物が説明を二転三転させたり、野次をとばしたりという醜態をさらしているのに対して、姉歯氏の説明は一転のぶれもない。もちろん褒められたことではないですが、建築士というものは世間一般に思われているより弱い立場なのかなということが垣間見えたような気がします。
前述の通り今年はビスの強度偽装の事件もありました。これはマンションではなく一軒家ですから、それこそ一生の買い物を台無しにされた人がたくさんいるわけです。それからアスベスト問題。危険性がよくわからなかった昔に作られた建物にアスベストが使われているのは誰を責める事も出来ないと思いますし、時間が経ってから症状が現れるというのが問題を厄介にしている感があります。衣食住とよく言いますが、数年前の「食の安全」から今年は「住の安全」が問われた年になった気がします。食べることと住むことに不安を感じていては安心して生活できません。そういう意味で、2006年はもっと安心して暮らすことのできる年にして欲しい。心からそう思います。
posted at 22:33:55 on 2005-12-14
by noriori -
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