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Jump to navigation梅雨の合間の駿河路へ(その２)大井川鐵道
スピードハナジローさんの許可を得ずに出かけた駿河路(笑)の後半は大井川鐵道のSL列車の旅です。北海道の旭山動物園が「行動展示」で一躍来園者数を増やしましたが、大井川鐵道は「行動展示の鉄道博物館」といえましょう。
大井川鐵道は新幹線の掛川駅から２つ東京寄りの金谷駅を起点にその名の通り大井川に沿って北上し、千頭までの本線とさらにその奥に分け入る井川線があり、井川からは寸又峡温泉までバスが通じています。
大井川鉄道では３０年前からSL列車を運行して人気を博しています。現在運行しているSLは5両あり(うち1台は日本ナショナルトラストという団体所有のもの)、4月から11月まではほぼ毎日運行しています。
大井川鐵道はSL以外にも他の会社の電車を買い集め、現在は近鉄・南海・京阪といった関西私鉄の主に特急用車両が余生を送っています。大井川鐵道に新車で導入された電車は現在1両もありません。
今回は浜松で乗る予定の東海道線に乗り遅れ、途中の家山駅からの上りSLを捕まえるというちょっと中途半端な乗り方になってしまいました。金谷駅に着いて途中からSLに乗車したいという旨を伝えると若い駅員さんが連絡を取ってくれ、途中から乗車する手筈を整えてくれました（感謝感謝）。時間が少し空いていたので大井川鐵道の本社や車庫などが集まる隣の新金谷駅までタクシーで行き、みやげ物を買ったり車庫を覗いたりして過ごしました。新金谷駅の売店に「うなぎアイス」というものがあったのですが(山椒をトッピングしてくれるらしい)、ちょっと手を出す勇気がありませんでした(笑)。
新金谷から家山まで乗った車両は元南海の21000系「ズームカー」、大阪から高野山を目指す特急に使われていた車両です。現在はワンマン運転用に料金箱や整理券発行機などが取り付けられていますが、外観は往年の勇姿のままです。途中ですれ違う電車も元近鉄のビスタカー(志摩スペイン村のステッカーが貼ってあったので最近まで近鉄にいたと思います)だったりと、子供の頃見た「とっきゅうずかん」を大井川鐵道で一気に楽しむことが出来ました。
家山駅で交換するSL列車はC10型牽引の4両編成。上り列車は機関車が反対向きで走ってきます。客車の前の方は団体客が乗車していたので最後尾の車両に乗りこみます。年代ものの客車は自動ドアではなく、乗りこんだら中は木製といった按配です。山口線や磐越西線のSL列車は客車をレトロ風に改造してあっても比較的あたらしい車両が使われているのですが、大井川鐵道の車両の古さは本物です。いわゆる骨董品などもそうですが、大事にしまいこむのではなく適度に使いつづけることによって出る味わいというものはなんとも言いがたい良さがあるものです。このあたりが大井川鐵道の「行動展示」の特筆すべき点ではないかと思います。
金谷からは一度焼津に出て駅前の温泉に浸かり、その後静岡で寿司に舌鼓を打って帰途につきました。駆け足だったので浜松、大井川鐵道ともやや消化不良になっちゃいました。このリベンジはしっかりしなければ(笑)
大井川鐵道は新幹線の掛川駅から２つ東京寄りの金谷駅を起点にその名の通り大井川に沿って北上し、千頭までの本線とさらにその奥に分け入る井川線があり、井川からは寸又峡温泉までバスが通じています。
大井川鉄道では３０年前からSL列車を運行して人気を博しています。現在運行しているSLは5両あり(うち1台は日本ナショナルトラストという団体所有のもの)、4月から11月まではほぼ毎日運行しています。
大井川鐵道はSL以外にも他の会社の電車を買い集め、現在は近鉄・南海・京阪といった関西私鉄の主に特急用車両が余生を送っています。大井川鐵道に新車で導入された電車は現在1両もありません。
今回は浜松で乗る予定の東海道線に乗り遅れ、途中の家山駅からの上りSLを捕まえるというちょっと中途半端な乗り方になってしまいました。金谷駅に着いて途中からSLに乗車したいという旨を伝えると若い駅員さんが連絡を取ってくれ、途中から乗車する手筈を整えてくれました（感謝感謝）。時間が少し空いていたので大井川鐵道の本社や車庫などが集まる隣の新金谷駅までタクシーで行き、みやげ物を買ったり車庫を覗いたりして過ごしました。新金谷駅の売店に「うなぎアイス」というものがあったのですが(山椒をトッピングしてくれるらしい)、ちょっと手を出す勇気がありませんでした(笑)。
新金谷から家山まで乗った車両は元南海の21000系「ズームカー」、大阪から高野山を目指す特急に使われていた車両です。現在はワンマン運転用に料金箱や整理券発行機などが取り付けられていますが、外観は往年の勇姿のままです。途中ですれ違う電車も元近鉄のビスタカー(志摩スペイン村のステッカーが貼ってあったので最近まで近鉄にいたと思います)だったりと、子供の頃見た「とっきゅうずかん」を大井川鐵道で一気に楽しむことが出来ました。
家山駅で交換するSL列車はC10型牽引の4両編成。上り列車は機関車が反対向きで走ってきます。客車の前の方は団体客が乗車していたので最後尾の車両に乗りこみます。年代ものの客車は自動ドアではなく、乗りこんだら中は木製といった按配です。山口線や磐越西線のSL列車は客車をレトロ風に改造してあっても比較的あたらしい車両が使われているのですが、大井川鐵道の車両の古さは本物です。いわゆる骨董品などもそうですが、大事にしまいこむのではなく適度に使いつづけることによって出る味わいというものはなんとも言いがたい良さがあるものです。このあたりが大井川鐵道の「行動展示」の特筆すべき点ではないかと思います。
金谷からは一度焼津に出て駅前の温泉に浸かり、その後静岡で寿司に舌鼓を打って帰途につきました。駆け足だったので浜松、大井川鐵道ともやや消化不良になっちゃいました。このリベンジはしっかりしなければ(笑)
posted at 04:50:31 on 2006-06-26
by noriori -
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noriori wrote:
2006-07-04 11:07:44
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浜松も大井川鐡道も改めて楽しみに行きたいです。