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Jump to navigationどすこいFMヘビーリスナー宣言
ここ数年国技館で行われている様々な新機軸、今回はその中でも国技館内だけのお楽しみ「どすこいFM」の話を書きます。
この「どすこいFM」は平成15年秋場所から始まったもので、FM放送を聞くことができるラジオを持ってゆけば誰でも楽しむことができます。ただし、放送法に基づく免許を受けた放送ではなく、そのため微弱な電波ですので国技館内でなければ聞くことのできない、まさに「地域限定」の放送です。
NHKの相撲放送が「相撲」という競技を伝えることに力点を置いている「報道型」とするならば、どすこいFMは普段の力士の生活や親方衆のエピソードなどを幅広く取り混ぜた「雑誌型」といった色合いとなっています。実況を担当するのは元NHKの石橋省三さんや大相撲ダイジェストで名を馳せた山崎正さん、銅谷士朗さんといった名アナウンサーで（このあたりはプロ野球マスターズリーグに似ていますね）、解説（というよりはゲストといった方が適当かも）は主に若手の親方がつとめています。この放送のブースは国技館内の一般席にもうけられているので、ファンには嬉しい限りです。
どすこいFMが始まってから今まで４回国技館に足を運んだのですが、それぞれが印象に残っています。
・平成16年初場所
実況は銅谷士朗さん、解説は立浪（旭豊）、追手風（大翔山）、錣山（寺尾）、千田川（安芸乃島）の各親方でした。銅谷さんはこの日がどすこいFMデビューの日で、久しぶりのマイクで緊張していると言っておられました。でも流暢な語り口はダイジェスト時代そのままでうれしかったです。記念にサインも頂きました。
・平成16年夏場所
この日の実況は山崎正さん、幕内解説は二所ノ関親方（金剛）。結びの一番で横綱朝青龍が北勝力に敗れ連勝が35でストップしたのですが、このとき山崎さんはしばらく絶句してしまいました。放送終了後、無礼ながら山崎さんにそのことを伺ってみたのですが、
「いやぁ、ダイジェストを長くやっていると結果のわかった相撲しか実況しないでしょ。生には慣れてないんですよ。」との事でした。
一方二所ノ関親方は「横綱は（2度突っかけた）北勝力のせいにするようなコメントをしちゃダメですよ」とやはり放送終了後におっしゃっていましたが、杞憂に終わりました。
・平成16年秋場所
この日も実況は山崎正さん。そして特別ゲストとして大鵬親方が解説席に座られました。どすこいFMの放送ブースは普段２階にあるのですが、この日は車椅子の大鵬親方に配慮して１階で放送していました。
伝説の名横綱が近くで解説しているというのは、なんとも言い難い感激でした。
・平成17年初場所
冒頭の写真のように、デーモン小暮閣下がゲストでした。相撲雑誌などでも健筆をふるっておられますが、この方の相撲を見る目というものは非常に確かです。そのことがよくわかった2時間でした。真面目な話、渡辺恒雄さんの後の横綱審議委員に是非就任頂きたいと思っているのですが。
この日は十両は2階、幕内は1階とブースを移動しての放送となったのですが、実況の石橋省三さんがブースを移る際、2階ブース横で聴いていた僕に「最後まで楽しんでいって下さいね」と声をかけて下さったのが非常にうれしかったです。
国技館には是非FMラジオを持っていきましょう（レンタルもしてくれますけど）。きっとやみつきになりますよ。
この「どすこいFM」は平成15年秋場所から始まったもので、FM放送を聞くことができるラジオを持ってゆけば誰でも楽しむことができます。ただし、放送法に基づく免許を受けた放送ではなく、そのため微弱な電波ですので国技館内でなければ聞くことのできない、まさに「地域限定」の放送です。
NHKの相撲放送が「相撲」という競技を伝えることに力点を置いている「報道型」とするならば、どすこいFMは普段の力士の生活や親方衆のエピソードなどを幅広く取り混ぜた「雑誌型」といった色合いとなっています。実況を担当するのは元NHKの石橋省三さんや大相撲ダイジェストで名を馳せた山崎正さん、銅谷士朗さんといった名アナウンサーで（このあたりはプロ野球マスターズリーグに似ていますね）、解説（というよりはゲストといった方が適当かも）は主に若手の親方がつとめています。この放送のブースは国技館内の一般席にもうけられているので、ファンには嬉しい限りです。
どすこいFMが始まってから今まで４回国技館に足を運んだのですが、それぞれが印象に残っています。
・平成16年初場所
実況は銅谷士朗さん、解説は立浪（旭豊）、追手風（大翔山）、錣山（寺尾）、千田川（安芸乃島）の各親方でした。銅谷さんはこの日がどすこいFMデビューの日で、久しぶりのマイクで緊張していると言っておられました。でも流暢な語り口はダイジェスト時代そのままでうれしかったです。記念にサインも頂きました。
・平成16年夏場所
この日の実況は山崎正さん、幕内解説は二所ノ関親方（金剛）。結びの一番で横綱朝青龍が北勝力に敗れ連勝が35でストップしたのですが、このとき山崎さんはしばらく絶句してしまいました。放送終了後、無礼ながら山崎さんにそのことを伺ってみたのですが、
「いやぁ、ダイジェストを長くやっていると結果のわかった相撲しか実況しないでしょ。生には慣れてないんですよ。」との事でした。
一方二所ノ関親方は「横綱は（2度突っかけた）北勝力のせいにするようなコメントをしちゃダメですよ」とやはり放送終了後におっしゃっていましたが、杞憂に終わりました。
・平成16年秋場所
この日も実況は山崎正さん。そして特別ゲストとして大鵬親方が解説席に座られました。どすこいFMの放送ブースは普段２階にあるのですが、この日は車椅子の大鵬親方に配慮して１階で放送していました。
伝説の名横綱が近くで解説しているというのは、なんとも言い難い感激でした。
・平成17年初場所
冒頭の写真のように、デーモン小暮閣下がゲストでした。相撲雑誌などでも健筆をふるっておられますが、この方の相撲を見る目というものは非常に確かです。そのことがよくわかった2時間でした。真面目な話、渡辺恒雄さんの後の横綱審議委員に是非就任頂きたいと思っているのですが。
この日は十両は2階、幕内は1階とブースを移動しての放送となったのですが、実況の石橋省三さんがブースを移る際、2階ブース横で聴いていた僕に「最後まで楽しんでいって下さいね」と声をかけて下さったのが非常にうれしかったです。
国技館には是非FMラジオを持っていきましょう（レンタルもしてくれますけど）。きっとやみつきになりますよ。
posted at 02:36:36 on 2005-01-27
by noriori -
Category: Sumo
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