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Jump to navigationH2-Aロケットのリベンジにかかる気象予報の明日
来たる2月24日（木）、H2-Aロケットの打ち上げが行われます。
打ち上げられる衛星はMTSAT-1R、この「R」に日本の気象予報の明日がかかっていると言ってもいいでしょう。
MTSAT-1は「運輸多目的衛星」と呼ばれる衛星で、気象衛星のほかに洋上の航空管制を行うための衛星機能も付いています。
1999年11月に当時のH2ロケットでの打ち上げが失敗し、日本の気象衛星は耐用年数ぎりぎりの「ひまわり5号」を耐用年数を越えた後も使用してきましたがやがて寿命となり、現在はアメリカの気象衛星を間借りするような形で気象観測が行われています。ただもともとがアメリカの衛星ですから日本を中心に使えるわけではありませんし、故障したこともあったりして正直心もとない状況がここ数年続いていました。もうひとつ付け加えておくと、気象というのは重要な軍事情報ですので（どこかの国で軍事クーデターがあった場合、その国から気象情報が伝わってくるかどうかでどんな状況かある程度判断できたりします）他国に頼るというのは国防上の観点からも問題ありといえるでしょう。
MTSAT-1打ち上げ失敗から5年以上の時を経て、ようやく「R」が打ち上げられることになりました。ここで失敗すると気象庁はまたしばらく苦戦を強いられることになりますので、なんとしても成功させなければなりません。さあ、打ち上げまであと2週間―。
打ち上げられる衛星はMTSAT-1R、この「R」に日本の気象予報の明日がかかっていると言ってもいいでしょう。
MTSAT-1は「運輸多目的衛星」と呼ばれる衛星で、気象衛星のほかに洋上の航空管制を行うための衛星機能も付いています。
1999年11月に当時のH2ロケットでの打ち上げが失敗し、日本の気象衛星は耐用年数ぎりぎりの「ひまわり5号」を耐用年数を越えた後も使用してきましたがやがて寿命となり、現在はアメリカの気象衛星を間借りするような形で気象観測が行われています。ただもともとがアメリカの衛星ですから日本を中心に使えるわけではありませんし、故障したこともあったりして正直心もとない状況がここ数年続いていました。もうひとつ付け加えておくと、気象というのは重要な軍事情報ですので（どこかの国で軍事クーデターがあった場合、その国から気象情報が伝わってくるかどうかでどんな状況かある程度判断できたりします）他国に頼るというのは国防上の観点からも問題ありといえるでしょう。
MTSAT-1打ち上げ失敗から5年以上の時を経て、ようやく「R」が打ち上げられることになりました。ここで失敗すると気象庁はまたしばらく苦戦を強いられることになりますので、なんとしても成功させなければなりません。さあ、打ち上げまであと2週間―。
posted at 02:48:28 on 2005-02-10
by noriori -
Category: Meteorology
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